
美術デザイナー
番組の世界観をイチから“かたちづくる”仕事です。デザインしたセット模型や3Dデータを元に、制作・技術スタッフとイメージを共有し、そうして創られたセットは番組イメージの基礎となります。机上の作業だけではなく、ロケ現場での大規模セット設営の立会いなど、体力勝負な面もあります。

美術ディレクター
番組やイベントなどの“これがやりたい!”を形にする仕事です。
打ち合わせの中で演出意図を汲み取り実現するために、各美術スタッフにその意図を伝え て美術道具を揃え、現場ではセットの建て込みから収録、撤収作業までを円滑に進めていきます。制作スタッフや技術スタッフと連携をとり、安全を考慮して番組美術を作り上げていく、スタジオやロケ現場での牽引役です。

道具コーディネーター
番組で使用するものはすべて「道具」と呼びます。番組のイメージに合わせた家具や食器などの小物、企画で使用する大道具や舞台裏の補助アイテムまで、様々な道具の提案・貸し出し・管理を行っています。大型倉庫には10万点以上もの道具が収納されており、膨大な在庫から最適な1品を選び抜きます。

フリップデザイン
番組で使用するフリップや解説用のボード、等身大パネルなどをデザインし、作成する職種です。情報をより分かりやすく、視聴者に伝わりやすいようにデザインすることが重要です。特に生放送番組では、情報をいち早く正確に提供する必要があるため感性だけでなく、“速さ”と“正確さ”を兼ね備えた作業が求められます。