幅広くエンタテインメントを光で彩るプロフェッショナル
幅広いジャンルのエンタテインメントを光で彩るプロフェッショナルとして、テレビ番組(歌、バラエティ、ドラマ)、映画、ネット配信、コンサート、イベント、スポーツなど、多岐にわたる分野で高品質な照明・電飾の企画、施工、オペレーションを一貫して行っています。
照明技術を駆使した空間演出はもちろんのこと、イルミネーション、レーザー操作、モニター設置などを組み合わせることで、観る人を魅了し、感動と興奮を生み出す唯一無二のエンタテインメント空間を創り出します。
主な対応可能業務
テレビ番組(歌番組、バラエティ、ドラマ)映画の照明・電飾の企画、施工、オペレーション
番組や作品の方向性を踏まえ、台本や演出プランに基づき、各セクションと打ち合わせを行います。ドラマや映画ではロケ地の下見で機材を選定し、歌番組やバラエティではセット図面などから具体的な照明プランを策定します。電飾は美術セットの要素としてその魅力を引き出し、特に歌番組では色や点滅パターンを制御し、照明と連携し楽曲の世界観を表現することがとても重要だと考えています。
ライティングディレクターが決定した機材をスタジオやロケ現場に設置する「仕込み」を行います。撮影当日は、シーンや登場人物の心情に合わせたライティング調整、カメラリハーサルでは光量のバランス調整を行い、伝わりやすい映像に仕上げます。中継やENG業務では、現場の雰囲気を活かした照明に加え、制作・カメラ・音声・美術チーム全体の電源管理も担当が可能です。
コンサート、イベントの照明・電飾の企画、施工、オペレーション
企画段階では、アーティストや演出家の意図を深く理解し、どのような世界観を創り上げるかを丁寧にすり合わせます。セットリストや会場の図面に基づいて、最適な照明プランを提案し、必要な機材を選定します。照明プランに基づき、会場に照明機材を設置する「仕込み」作業を行い、本番当日は、ライブパフォーマンスやイベントの進行に合わせ、リアルタイムで光の強さ、色、動きを緻密に調整し、会場の雰囲気を最高潮に高めます。特にコンサートでは、楽曲のテンポ、歌詞、メロディーに合わせて照明を変化させることで、ステージ上のアーティストの魅力を最大限に引き出します。
ムービングライトのオペレーション
歌番組における照明演出では、LDの照明プランに基づき、コンピューター制御のムービングライトを操作し、楽曲の世界観を表現します。本番前の準備として、LDの図面を基にDMX制御データを作成し、光量、色彩、動作のタイミングを緻密に設計する「打ち込み作業」を行います。次に、作成したデータに基づいて実物の機材を設置・接続する「前仕込み」を行い、各灯体の動作確認と向きの調整を行います。最終調整は「カメリハ」で、モニターの映像を確認しながら、カメラを通した照明の見え方を調整します。「本番」では歌詞カードを参考にシーンの切り替えタイミングで操作し、現場の状況に応じて微調整を行います。電飾チームとも密接に連携し、楽曲の世界観を表現します。音楽番組の照明演出は、スモークで光芒を際立たせる「ビーム」と、セットに色をつけたりゴボ(Gobo)で模様を投影する「染め」があり、これらを組み合わせることで印象的なシーンを創り出します。
照明・電飾技術を駆使した空間演出
屋外のイルミネーションでは、音楽と連動したデータの作成も手掛けています。これは単なる装飾に留まらず、イベント空間のテーマを音とともに光でカタチにし、訪れる方々に特別な体験を提供します。
レーザー操作
歌番組などで効果的な演出に活用されるレーザーは、電飾とレーザーの監修を電飾チーフが一貫して行い、照明とも密接に連携してプランを練ります。専門資格を持つオペレーターが、質の高い光の演出を実現します。
モニター、LEDビジョンシステム施工・運用
クイズ番組で使われる早押し・正誤判定システムや、トータライザー(集計・表示システム)などの「メカシステム」を、CGチームや開発チームと連携し、高度な技術を駆使して制作しています。電飾の電源トランス・アドレス設定用コンバーターなどの機材開発も手掛け、エンターテインメントの可能性を広げています。また、番組セット内に設置される多数のモニターの運用も担当し、映像と光を融合させることで、より豊かな表現を提供します。