聴覚を極め、心を響かせる、音感集団

番組、コンサート、イベント、ライブレコーディングなど、あらゆる場面における音を司る業務です。

具体的には、台詞、会話、演奏、歓声、様々な場面の様子など、多岐にわたる音を収録し、最適な音量・音質に調整する「音声」、コンサートやイベント会場でボーカルや楽器の音をスピーカーから出力し、観客だけでなく出演者にも快適な音を提供する「PA」、ライブ現場などで録音した音源を配信や映像作品に活用する「ライブレコーディング」、収録素材の音量やノイズを調整し、ナレーション、効果音、BGMなどを加えて最終的な音のバランスを整える「MA」、そして、映像に合わせて音楽や効果音を選定・制作し、作品の魅力を最大限に引き出す「音響効果」といった業務が含まれます。

これらの業務は、高い技術力と専門知識を駆使し、見えない音や声に瞬時に対応することで、聴覚的な側面から作品をより豊かにし、情報を的確に伝えることを目的としています。

主な対応可能業務

音声業務

番組の音は、出演者のセリフ、歌声、スポーツ中継の試合の様子や観客の歓声、演奏、効果音、BGM、ナレーションなど多岐にわたります。私たちは、これらすべての音を最適な音量・音質に調整し、視聴者にとって最適な音を作り出しています。
具体的には、ピンマイク、ブームマイクなど多様なマイクを選定し、その特性を最大限に活かすセッティングをして音源を収録。その後のミキシング作業で音量調整、音質補正、ノイズ除去を行い、複数の音源を統合して一体感のあるサウンドに仕上げます。
特に生放送では、変化する状況にリアルタイムで対応し、クリアな音を構築する高度な技術と判断力が求められます。これらの専門業務を通じて、高品質な音を提供します。

PA業務

PAとは、Public Addressの略で、直訳すると(音を)伝達・拡声することを意味します。スタジオやホール、コンサート会場において、マイクで収録した音を調整し、アーティストや観客、演者に音を届けます。歌番組はもちろんのこと、テレビ番組以外にも、プロバスケットボールの公式試合、ライブコンサート、大学のイベント、隅田川花火大会など、多岐にわたるイベントで、音を通じて感動を創造し、情報を的確に伝え、最適な空間を構築し提供します。

ライブレコーディング業務

アーティストのパフォーマンスと観客の熱気、会場の空気感を鮮明に録音し、配信、ビューイング、DVDなどのパッケージを通してライブの熱を届けます。
その時その場所でしか味わえない熱を音で伝えることで、「次は会場へ足を運んでみよう」というきっかけに。実際に会場でライブを楽しんだ人には、あの時の感動を追体験していただけるように。
一瞬一瞬の響きを未来に残し、誰かの心を再び震わせる。そんな作品の音づくりを提供します。

MA業務

MAとはMulti Audioの略で、収録音源の調整からナレーションや効果音・BGMなどを付け加え、最終的な音のバランスを調整し放送用の音を完成させることです。主な工程は、ときには50〜80トラックにも及ぶ音声データの「搬入・整理」、聞き取りやすい自然な音に仕上げる「整音」、BGMや効果音で番組を演出する「音付け」、アナブースで行われる「ナレーション収録」、そして全ての音のバランスを整える「ミキシング」です。これらの専門的な工程を通じて、番組制作における音のクオリティを最大限に高め提供します。

音響効果業務

テレビ、映画、ラジオ、イベントなど幅広い分野で音をデザインしています。具体的には、数万曲にも及ぶ音楽ライブラリから番組に適した曲を選び編集する「選曲」、バラエティ番組のテロップ効果音や笑い声、拍手、ドラマや映画のセリフや音楽以外のあらゆる音を作成する「効果音制作」、生放送番組やイベント、音楽番組でBGMやカラオケ音源を再生する「音出し」や音楽制作のディレクションなども行います。これらの業務を通じて、膨大な音源の中から最適なものを選び出し、時には映像のモチーフとは全く異なる素材を用いてリアリティのある最適な音をゼロから作り出します。

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